身体の不調から始まります|うつ病の症状の見破り方|心を虫食む病気に警鐘
女医

うつ病の症状の見破り方|心を虫食む病気に警鐘

身体の不調から始まります

男の人

神経伝達物質の減少が原因

うつ病の症状には、身体的な症状と心理的な症状があります。個人差が大きい病気なので、決まったパターンはないのですが、通常どちらにしても軽い症状から現れてきます。軽い不眠、軽い食欲不振、軽い疲れ、軽い気分の落ち込みなどが代表的な症状です。肩や首のコリがひどくなる、動くのが億劫になるなどの症状も初期にはよく見られます。うつ病は、脳内でセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質が減少するために起こるとされており、初期段階で早めに休養を取るなどの対応をすれば改善することもあります。疲労や気持ちの落ち込みが慢性化すると、精神科や心療内科の受診が必要になることもあります。慢性化してしまうと、もはや休養を取ったくらいでは容易に改善せず、専門の医師による投薬治療やカウンセリングが必要になってくるのです。ときには、家族や親戚など周囲の人にも来院してもらい、接し方のアドバイスや改善へのプランニングを行うこともあります。ちょっとした身体の不調を軽視せずに対応することが大切です。

励ましは逆効果です

うつ病は、比較的真面目な人がなりやすいとされています。自分の体力や能力の限界を超えて仕事や家事、勉強などをがんばろうとしてしまうため、脳内が常に興奮状態になってしまいます。身体には力が入った臨戦態勢なので、リラックスすることができません。いわばピンと張り詰めたゴムひものようなもので、やがて身体や心が悲鳴を上げてうつ病の症状が現れます。本人はまだまだやれると思っているので、病気の進行に気づかないこともあります。周囲の人が気づいてあげて精神科や心療内科の受診を勧めれば、症状の悪化をくい止めることも可能です。精神科や心療内科の医師は、カウンセリングを行って、現状を把握し、必要があれば職場や学校あてに休養届を作成してくれます。数日から数週間休むことで回復できる人もいます。数週間休んでも改善しない場合には、数か月休養させることもあります。うつ病は重度になると、最悪の場合、自殺をすることがあるので、精神科や心療内科への通院は非常に重要になります。最近では、副作用の少ない新薬も開発されています。

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